子どもと創る「国語の授業」
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「おにごっこ」
-<つながり>から学びを深める低学年の説明文授業-
「おにごっこ」の授業づくりを紹介します。 子どもたちにとって親しみ深い遊びを題材にすることで、積極的な言語活動を促すことができる本教材。おもしろさを通して、文章の構造や事例の並べ方を理解し、中、高学年へとつながる「文章を見る目」の素地を育てます。 今回は、沼田拓弥先生(東京都・八王子市立第三小学校)に子どもが前のめりになる授業づくりについてご提案いただきました。
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「海の命」の授業アイディア
-FUNからINTERESTの授業づくり-
「海の命」の授業づくりを紹介します。本教材は、小学校6年間の最後の物語文であり、語り手が太一の視点に沿って語っていること、比喩や色彩語、擬音語などが豊富に使われる情景描写が多いことも特徴であります。 今回は、溝越勇太先生(日野市立日野第七小学校)に、「初発の感想を書けない」子どもへの指導の工夫をはじめ、子どもたち自身が国語の世界の楽しさを味わえる、そんな授業づくりについてご提案いただきました。
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個別最適な学びをつくる前夜
個別最適な学びは、子どもが自分の課題意識をもち、自分の学び方で課題を解決していくという学びのプロセスである。これは、「主体的・対話的で深い学び」と軸を同じにする考え方であり、子どもを主語にした学びの姿そのものであるといえる。 逆に言えば、1人でも学ぶことのできる主体性のある学び手を育てなければ、個別最適な学びは成立しない。何をどうすればよいのか変わらない学び手は、自分の学びのスタイルをもてていない。学ぶ力を育てることが、学び手を育てることだ。
5分でわかる指導技術 言葉への見方・考え方を広げる詩の授業
今月の5分で分かるシリーズは、三笠啓司先生(大阪教育大学附属池田小学校)に「言葉への見方・考え方を広げる詩の授業」についてご提案いただきました。視写や音読を活用し、子どもたちが言葉への見方・考え方を広げる詩の授業展開について、1・4・6年生の教材を例に解説いただきました。詩の授業に不安感のある先生方、ぜひ一緒に学びましょう。
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「ありの行列」
―教材の特性と子どもの力をふまえた、系統的な授業デザインー
「ありの行列」の授業づくりを紹介します。本教材は3年生で学習する最後の説明文で、問いに対して、実験・観察・考察・結果という流れで解決していく、尾括型の構成が分かりやすい文章です。今回は、藤平剛士先生(相模女子大学小学部)に、教材の読み取り授業と言語活動とが分断されない、教材の特性と子どもの力を踏まえた言語活動を設定する、系統的な授業デザインについてご提案いただきました。
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「スーホの白い馬」
-教師が教えたいことを、子どもが学びたいことへ-
「スーホの白い馬」の授業づくりを紹介します。本教材は、既習のハッピーエンド型のお話とは違う結末や、中心人物の心情が表れる複合語・繰り返し・比喩などの表現の工夫があるという特徴がある。今回は、髙橋達哉先生(東京学芸大学附属世田谷小学校)に、子どもの「学びたい」「考えてみたい」「話し合ってみたい」という思いを引き出す、効果的な発問を取り入れた授業