子どもと創る「国語の授業」
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情報を生きた情報へとつなぐ
―4年「ウミガメの命をつなぐ」―
「もっと知りたい」「調べてみたい」という子どもの思いを生かした、「ウミガメの命をつなぐ」の授業実践例について、ご執筆いただきました。素朴な疑問を出発点に、絵本や実際の調査資料、剥製の観察を通して、本文への理解と関心を深め、印象に残った内容を短くまとめ、互いに読み合うことで、要約を「理解する」「伝える」ための力として育てます。さらに、環境問題を探究する総合的な学習の時間へとつなぎ、自ら学びを深め、広げていく子どもを育む授業づくりを提案しています。
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全員参加の授業を実現するために
国語の授業で、一部の子どもだけが発言し、いつの間にか他の子どもが傍観者になってしまう――そんな課題を解決するための「全員参加の授業」を実践紹介します。「全員参加」とは、全員が発言することではなく、一人ひとりが考え、聞き、話し、書きながら学びに関わり続けることです。 本稿では、子どもとともに問いを吟味すること、学習の流れを共有すること、振り返りの時間を大切にすることの3つを軸に、具体的な授業づくりを紹介します。子ども自身が問いを選び、友達の考えと出会い、自分の学びを言葉にする――そんな「自分も授業をつくっている」と感じられる国語の授業を目指します。
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「5ステップ」で創る国語科の授業①-前半-
5年生「大造じいさんとがん」
これまで、読後感を起点とした授業づくりについて述べてくることが多かった。それを5年生の定番教材である「大造じいさんとがん(ガン)」でも述べていくこととする。ただ、授業というのは、読後感だけで終わるわけでは当然ない。 私がこれまでさまざまな場所で提案しているのが、「5ステップ」の授業である。読後感はあくまで、その起点である。5ステップについては後述することとし、まずは教材について述べていく。
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ミステリーを読む
―「友情のかべ新聞」(光村図書・4年)―
物語は、「昔話」「民話」「ファンタジー」のようにいくつかの文種に分けることができます。では、「友情のかべ新聞」の文種はというと「ミステリー」です。殺人事件などが起こり、刑事や探偵がトリックを解明して犯人を見つける……。ミステリーには、このようなイメージがあるかもしれません。しかし、「友情のかべ新聞」の舞台は、子どもたちと同じく4年生の教室です。そこで、語り手の「ぼく」が、東君と西君の不自然な行動に着目して謎を解き明かす物語となっています。 さて、みなさん。「ミステリーを読む醍醐味は?」と聞かれたらどのように答えますか。私は「読者自身が作者の散りばめた伏線に気づき、それを回収して謎を解き明かすこと」にあると考えています。そのとき
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条件設定による物語創作の可能性
―3年「たから島のぼうけん」―
1人1台端末が当たり前になって7年目を迎え、デジタルで書くことの利点は確かに大きく広がりました。しかし、同時に、どの学習過程をデジタルで行い、どこをあえて手書きで行うのかを改めて考える必要があると感じています。デジタルには、編集のしやすさ、共有の容易さ、校閲機能といった強みがあります。 一方で、「今だからこそ手書きで」と思うときがあります。さて、物語の創作では、どのような場面で、どのような条件設定をしていくのでしょうか。 今の時代だからこそ、「あえて手書き」の価値を見直してみたいと思います。
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4月からのスタートダッシュ「国語授業開きの1か月」
4月がやってくる。 子どもたちはどんな思いをもって教室へ入ってくるだろうか。進級したことでの希望や期待をもったり、逆に不安を抱えていたりする。 いずれにしても、授業を通してどのように子どもたちと向き合っていくかがポイントになる。そのためには、子どもが安心して学べるようにしていくことが必要である。 そして、自ら学びに向かう意識、他者と交流して学びを深めていくよさを、4月の段階で味わえるようにしていくのである。






