読後感から始まる国語科授業づくり① -4年・「白いぼうし」—
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執筆者: 弥延 浩史
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文学の授業における、初発の感想を書かせるという活動に替わるものとして、「読後感」を書くという実践を以前掲載した。これを基にした授業づくりについてこれから述べていきたい。
文学作品に出合ったときの新鮮な気持ちを大切にしたいと思う。
教師主導で学習課題を設定することもあるだろうが、やはり子どもが自ら読んでいくための問いをもてるようにするためにはどうしたらよいかと考えたとき、読後感から問いをつくっていくということは、その1つの方法であると考える。
初発の感想と違い、読後感は大変シンプルなものである。次のように指示をして書かせる。
