コンテンツに進む

カートは空です

TOPへ戻る

アカウントをお持ちですか?

ログインすることで、チェックアウトがスピーディーに行えます。

あなたのカート

読み込み中…

キャンセル返金不可

小計

¥0 JPY

税込み価格です
カートを見る
  • 国語探究つくばゼミ
  • 明日から実践!先取り授業
  • 5分でわかるシリーズ
  • つくば授業参観
  • 新教材の授業づくり
  • 教師の必読書
  • お悩み相談室
ログイン
    子どもと創る「国語の授業」web
    • 国語探究つくばゼミ
    • 明日から実践!先取り授業
    • 5分でわかるシリーズ
    • つくば授業参観
    • 新教材の授業づくり
    • 教師の必読書
    • お悩み相談室
    カート
    00個のアイテム
    ログイン

    「インターネットは冒険だ」 -「要旨をまとめる」とは何か? をおさえて読もう-

    ホーム / 「インターネットは冒険だ」 -「要旨をまとめる」とは何か? をおさえて読もう-

    「インターネットは冒険だ」

    -「要旨をまとめる」とは何か? をおさえて読もう-

    「インターネットは冒険だ」 -「要旨をまとめる」とは何か? をおさえて読もう-

    執筆者: 田中 元康

    |

    2024年5月16日

    単元名:要旨をまとめ、自分の考えを伝えよう
    教材:「インターネットは冒険だ」(東京書籍・5年)

    今回は、田中元康先生(高知県・高知大学教職大学院教授/高知大学教育学部附属小学校教諭)に、新教材「インターネットは冒険だ」(東京書籍・5年)の授業づくりの工夫について、紹介していただきます。
    説明文の学習で当たり前のように行われる「要旨をまとめる」とはどういうことなのか。あらためてその意味や方法を確認しながら学ぶことで、汎用的な読みの力が育ちます。

    1.要旨は「根拠と筆者の主張の組み合わせ」としておさえる

    高学年で、説明的文章を学習材とする授業において、筆者の主張の中心となる事柄である「要旨」を読み取りまとめる活動は当然のこととして行われる。
    しかし、その活動は子どもにとって進んで、主体的に行うものになっているだろうか。
    進んで行うものになっていない原因として、

    〇子どもが要旨をまとめる必要感をもっていない 
    〇子どもが要旨をまとめる方法を身に付けていない

    という2つがあるのではないかと考えている。
    そこで説明的文章を学習材とする読解の授業を行う際、まず、要旨をまとめることの意味を子どもに伝えるべきだと考える。


    要旨は「筆者のもっとも伝えたいことを短くまとめたもの」と先輩方から教わった記憶がある。しかし、この「伝えたいこと」「短くまとめたもの」という曖昧な言葉が、子どもにとっては分かりにくい。

    要旨のまとめ方として、学習材全体を序論・本論・結論に分け、「結論の中心文(筆者の主張)を要旨とする」実践も目にする。それは間違いではないが、結論の中心文は要旨の1つ、または一部に過ぎない。
    伝えたいことが筆者の主張の一文程度で終わるのなら、それまで述べてきた本論の必要性は低下してしまうことになる。また、最後の主張のみを取り上げてまとめてしまうと、ただの事実や感想のようになってしまい、どのように説明されたのかについて分からなくなってしまう。
    そのように考えると、筆者の「伝えたいこと」とは、実際に調べたり実験を行ったりして集めた情報と、筆者の結論の主張の文をつなげたものだととらえるべきである。

    実際、論文の冒頭の要旨も同じように、根拠と結論の組み合わせなっている。また、商品のプレゼンにおいても短くその商品の魅力と魅力を補強する根拠を示すことが当たり前のように求められる。
    「要旨をまとめること」は学校を出た後においても用いることがあるスキルだ。子どもには、要旨をまとめることが今後も社会において使うことがあると伝えるべきである。そして、「伝えたいこと」は本論の事例や根拠、言い換えると筆者の主張を支える事実と結論の筆者の主張を組み合わせたものだ、ということも子どもと共有しておくべきである。

    【要旨をまとめる学習をおこなうために、子どもと共有しておくべきこと】

    この記事は有料記事です。
    有料会員になると続きをお読みいただけます。

    有料会員に登録する

    会員の方は下記よりログインしてください。

    ← 戻る

    おすすめ記事

    たんぽぽ

      有料記事

      「たんぽぽ」

      -国語科の学びと子どもの意欲のバランスを意識した授業づくり-

      本教材「たんぽぽ」について、後藤竜也先生(東京都・調布市立八雲台小学校)に、子どもたちが楽しいと思う、たんぽぽについての内容を大切にしながらも、時間や順序に関する書かれ方に気づけるよう、たんぽぽの特徴への関心から考えが広がっていくようにする、授業づくりについてご提案いただきました。

      詳しく読む

      2年 たんぽぽ 明日から実践!先取り授業

      2025年5月15日
      「インターネットは冒険だ」の授業づくり

        有料記事

        「インターネットは冒険だ」の授業づくり

        今回は中野裕己先生(新潟大学附属新潟小学校)に、子どもたちが本教材を読んだとき、どのように感じ、考えるのかを想定した教材研究を行い、自分なりの考えで文章の構造を捉えられるようにするための、ファシリテートの方法についてご提案いただきました。

        詳しく読む

        5年 インターネットは冒険だ 新教材

        2025年5月15日
         Q 「話すこと・聞くこと」の学習評価のポイントは(中学校)?

          有料記事

          Q 「話すこと・聞くこと」の学習評価のポイントは(中学校)?

          作文やノート、ワークシートなどに文字言語として表すもので評価する「書くこと」や「読むこと」とちがって、音声言語を対象とする「話すこと・聞くこと」は評価の方法やタイミングに悩むところです。 今回は、「話すこと・聞くこと」の評価を、教師にとって現実的で、生徒にとってわかりやすいものとするためにはどのように考えたらよいのか、田中元康先生(高知大学教育学部附属小学校)に回答いただきました。

          詳しく読む

          お悩み相談室 新コーナー2025 評価 話すこと・聞くこと

          2025年5月15日
          「紙ひこうき、きみへ」 -作品世界を読み描いて交流しよう-

            有料記事

            「紙ひこうき、きみへ」

            -作品世界を読み描いて交流しよう-

            本教材「紙ひこうき、きみへ」は、しまりすのキリリが経験する、旅を楽しむみけりすミークとの出会いと別れ、変わりゆくことを受け入れたどこか達観した彼の言動について、キリリの気持ちを想像しながら本文を読むことを通して、読者も心揺さぶられる物語となっています。 今回は山本真司先生(南山大学附属小学校)に、作品世界について想像し、自分なりの解釈を形成できるよう、他者との交流を通して、場面ごとの精査・解釈を共有し深める授業づくりをご提案いただきました。

            詳しく読む

            3年 新教材 紙ひこうき、きみへ

            2025年5月8日
            「探究する国語授業」をデザインする  —「5つの条件」と「10の裏側」-

              有料記事

              「探究する国語授業」をデザインする

              —「5つの条件」と「10の裏側」-

              変化の激しい現代の社会、これから子どもたちが生きていく予測困難な時代においては、知識や技能だけでは到底太刀打ちできない。答えのない問題を解決するためには、知識を集め、技能を活用し、学び、想像し、戦略を立て、多面的に物事を見て、批判的に思考し、よりよく判断する、などといった「知性」が必要であろう。 このような知性は、教師が教え込むことができない。言い換えると、授業が教室の中だけで完結してしまっては育たない。教室で学んだ国語の学びを、答えのない問題であふれる実際の地域社会へ出て、誰かのため、社会のために、試行錯誤しながら実際に「使う」。 そんな経験をしてこそ、知性は育まれるのではないかと考える。

              詳しく読む

              国語探究つくばゼミ 筑波大学附属小学校

              2025年5月8日
              Q 子どもが読みたくなる教材との出合わせ方とは?

                有料記事

                Q 教材との効果的な出合わせ方とは?

                たとえ教科書の順番通りに授業を行うとしても、教材ごとに最初の出合い方を一工夫するだけで、子どもたちの「読みたい!」「知りたい!」「なんでだろう?」という教材に向かう姿勢は変わってきます。 今回は、迎有果先生(筑波大学附属小学部)に、主体的な読みにつながるための教材との出会い方を回答いただきました。

                詳しく読む

                お悩み相談室 新コーナー2025 要旨と要約

                2025年5月1日
                カテゴリー
                • 国語探究つくばゼミ
                • 明日から実践!先取り授業
                • 5分でわかるシリーズ
                • つくば授業参観
                • 新教材の授業づくり
                • 教師の必読書
                • お悩み相談室
                学年で絞り込む
                • 1年
                • 2年
                • 3年
                • 4年
                • 5年
                • 6年
                教材で絞り込む
                • ヒロシマのうた
                • 平和のとりでを築く
                • スイミー
                • つり橋わたれ
                • ごんぎつね
                • じどう車くらべ
                • はたらくじどう車
                • いろいろなふね
                • 固有種が教えてくれること
                • モチモチの木
                • どうぶつ園のじゅうい
                • 帰り道
                • こまを楽しむ
                • 言葉で遊ぼう
                • 白いぼうし
                • さとうとしお
                • 世界にほこる和紙
                • 『鳥獣戯画』を読む
                • たぬきの糸車
                • すがたをかえる大豆
                • プラタナスの木
                • さけが大きくなるまで
                • たんぽぽのちえ
                • きまったぜ
                • ウナギのなぞを追って
                • 大造じいさんとガン
                • 馬のおもちゃの作り方
                • くらしの中の和と洋
                • スーホの白い馬
                • 和の文化を受け継ぐ
                • ありの行列
                • 海の命
                • どうぶつの赤ちゃん
                • おにごっこ
                • お手紙

                運営会社:東洋館出版社

                • 特定商取引法について
                • プライバシーポリシー
                • 利用規約
                • お問い合わせ
                • よくあるお問い合わせ
                • 決済と解約について
                © 2025, 子どもと創る「国語の授業」web
                • 選択結果を選ぶと、ページが全面的に更新されます。