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    「つぼみ」―表現する言葉に着目しながら読む説明文の授業―

    ホーム / 「つぼみ」―表現する言葉に着目しながら読む説明文の授業―

    「つぼみ」

    —表現する言葉に着目しながら読む説明文の授業-

    「つぼみ」 —表現する言葉に着目しながら読む説明文の授業-

    執筆者: 小島 美和

    |

    2025年3月13日


    単元名:「つぼみ」をよんで、つぼみクイズを作ろう!
    新教材:「つぼみ」(光村図書・1年)


    新教材「つぼみ」は、左のページに「問い」が示され、ページをめくると「答え」がわかるというような構成になっており、クイズを楽しむように説明文の基本である「問い」と「答え」を学べる教材です。
    今回は小島美和先生(東京都・杉並区立桃井第五小学校)に、初めての説明文学習であることを踏まえ、指示語が何を指し、主語は何なのか丁寧に押さえられるよう問いかけを行い、説明文の読み方が身に付く授業づくりの工夫を提案いただきました。

    目次
    1. 教材の特性 1-1.なぜ「つぼみ」を説明文の授業で取り上げるのか 2. 単元化へのポイント 2-1. 文章構成 2-2. 「問い」と「答え」の指示語 2-3. 子どもの読みと学習用語 2-4. つぼみクイズを作ろう 3.単元構想 3-1.単元目標 3-2.単元計画(8時間) 3-3. 授業づくりや指導のポイント  3-4. 授業展開例(第5・6時)   3-4-1. 「問い」と「答え」の文を読む 3-4-2. 言葉と写真や自分の経験を結び付けて読む 3-4-3. 事例の説明の仕方について考える 4.まとめ

    1. 教材の特性

    1-1.なぜ「つぼみ」を説明文の授業で取り上げるのか

    1年生では、「問い」に対する「答え」を考えながら、内容の大体を捉えて読むことが学習の中心となる。「問い」と「答え」の関係は、今後繰り返し学習する説明で基本となる構造である。「問い」と「答え」に着目したり、事例のまとまりを捉えたりして、説明文の読み方を学ぶということを初めての説明文学習では大事にしたい。

    題名の「つぼみ」は、題材である。
    ここに着目することによって、筆者が何を事例として取り上げようとしているのかを捉えることができる。
    しかし、1年生の子どもたちの中には、生活経験等の差などから「花」はわかっても「つぼみ」とは何かを捉えられない子どももいるのではないかと考えられる。

    そのため、生活科の学習で、たねまきをして植物を育てる学習をしていることと関連させながら、「つぼみ」とは、花がまだ開いていない状態のものであることを確認し、写真資料と対応させながら読んでいきたい。

    また、本文に登場するそれぞれのつぼみの特徴や開き方、どんな花が咲くのかを説明する文章には、表現する言葉の違いがある。そこに着目しながら読み深めることで、語彙を増やしたり、言葉の理解を深めたりすることも、この時期の学習として大切にしたい。

    2. 単元化へのポイント

    2-1. 文章構成

    形式段落は、全部で16段落あり、全ての段落が1文で書かれていて無駄のない文章である。
    第1段落には、話題提示があり、第2段落から5段落ずつのまとまりで、「あさがお」「はす」「ききょう」という3つの「つぼみ」について比較しながら書かれている。3つの事例で同じ構成や書き方が繰り返されている。

    2-2. 「問い」と「答え」の指示語

    「問い」と「答え」の文には、それぞれ「これは」という指示語が用いられている。
    教科書では、「問い」から「答え」に向かう際に、ページをめくる構成となっており、「答え」のページには花の絵があるため、「これは」が何を指すのか(どの写真を指すのか)を間違えて捉えてしまうことが考えられる。

    「問い」の文も「答え」の文も指示語は同じもの(つぼみの写真やどんなつぼみかを表す言葉)を指していることを丁寧に確認しながら、「問い」の文と「答え」の文を読んでいきたい。

    2-3. 子どもの読みと学習用語

    「あさがお」「はす」「ききょう」それぞれの、「つぼみの特徴」や「つぼみの開き方」「花の咲き方」の表現には違いがある。そこに着目しながら読み、言葉の意味理解を深めていく。本文ではどう使われているか、子どもたちが日常生活で(それらの言葉を)どのように使っているのか、他の花にも使っていいかなどを問いながら、写真資料と言葉を結び付けて読むことで、その言葉のもつ意味理解を深める。

    また、以下の資料の中に示す、赤字で表したような言葉については、子どもたちがまだ意味を理解できていないことも考えられるため、必要に応じて立ち止まって読んでいく。 その際、 日本語特有の表現として、主語が省略されている部分があるため、「何が」を補いながら読んでいくことも重要である。

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