子どもと創る「国語の授業」
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「風船でうちゅうへ」
―筆者へのインタビューで名言エピソードを引き出す要約指導―
今回は沼田拓弥先生(東京都・八王子市立第三小学校)に、名言カードの作成という表現活動に向けて、岩谷さんにインタビューをするという想定で本文を読み深めることで、おのずと要点をしぼって文をまとめる意識が育まれるという、ユニークな授業づくりのアイデアについてご提案いただきました。
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「模型のまち」
―全体と細部を行き来して読み深める文学の授業―
新教材「模型のまち」では、中心人物「亮」の、ひろしまのまちへの捉え方の変容が、色彩の描写を通して読み取れるよう工夫されています。「模型」といった、今でも昔のそのままの姿でもない仮初の存在と、亮が経験した夢のような出来事が重なり、白の中にビー玉の色が交わる描写が印象的です。 今回は橋爪秀幸先生(大阪府・豊中市立熊野田小学校)に、亮の「ビー玉」「模型のまち」の捉え方の変容について、色の象徴表現や細部の読みの精査・解釈を通して、対話的に深められる授業づくりの工夫をご提案いただきました。
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国語科授業における発問づくり
―3つの視点から問う―
発問は、教師の「教える」と子どもの「学ぶ」を合致させる授業展開の要です。 発問をどのようにつくっていくか。 これまで、それぞれの経験や感覚に依るところも多かったといえます。 今回は、物語を例に、発問づくりに焦点を当てて、どこを、どのように発問するかについて、一緒に考えていきましょう。 そこで、本稿では、「時計の時間と心の時間」(光村図書・6年)を例に、問いを立てる場面で大事にしたいポイントを紹介します。その上で、決まった問いで、どのような読み合いが展開されたのかを紹介します。






