探究型国語授業 ―2年「スイミー」(光村図書)-
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執筆者: 溝越 勇太
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『スイミー』は、協力することの大切さや一人ひとりの役割の意味を学ぶことができる国語教材である。
小さな黒い魚スイミーが、仲間と力を合わせて大きな魚に立ち向かう物語を通して、子どもたちは「知恵」と「勇気」が困難を乗り越える力になることを知る。
また、スイミーが目の役を引き受ける場面から、自分の個性を生かして集団に貢献する姿も読み取れる。さらに、色彩豊かな絵と簡潔な文章は、場面の様子や登場人物の気持ちを想像する力を育てる。友だちと話し合いながら読むことで、考えを伝え合う楽しさも味わえる教材である。
比喩や体言止め、倒置法など、独特で見事な表現技法にも着目して、スイミーの世界を豊かに味わわせたい。
| 前回は、探究型国語授業として、「スイミー」の授業実践の前半5時間分(初発の感想・作品の設定・はじめの気持ち・表現技法)を紹介した。 本稿では、授業実践の後半4時間分(かるたづくり・中心人物の変化)を紹介する。 |
