Q子どもたちが安心して話合い活動に取り組める方法とは?
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執筆者: 比江嶋 哲
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ペア対話やグループ対話を授業の活動として盛り込んでも、そこに安心して話せる学級の土壌がなければ、真の話し合い活動にはつながりません。
今回は、比江嶋哲先生(宮崎県都城市立有水小学校)に、話し手と聞き手を育てる活動を通して共感的に聞く力が身に付く活動を紹介いただきました。
目次
「あたたかな話し方・やさしい聴き方」に学校全体で取り組んでいます。子どもたちが安心して、意欲的に話合い活動に取り組める方法が知りたいです。
国語科の授業での話合いは、話し手に対して聞き手の「聞いているよ」という安心感のある環境づくりが大切です。そのために「相手の話を関心をもって聞く」工夫をしていきます。
今回は、関心がもてる話題を設定し、一文ごとに反応させながら聞き合う、「5○(ごーまる)スピーチ」という活動を紹介します。このような活動を取り入れて、お互いの話を聞き合う集団をつくっていきましょう。
