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    Q. ICT端末の効果的な活用とは?

    ホーム / Q. ICT端末の効果的な活用とは?
    Q.低学年における ICT端末の 効果的な活用とは?

    Q低学年における ICT端末の効果的な活用とは?

    執筆者: 比江嶋 哲

    |

    2025年6月5日

    1人1台に整備されたICT端末。授業のなかで効果的に使えているでしょうか。
    今回は、比江嶋哲先生(宮崎県都城市立有水小学校)に、ICT端末を使うことそのものを目的とするのではなく、学びを深めたり、広げたりするために効果的に取り入れる方法を回答いただきました。

    目次

    1.国語授業におけるICT活用のねらい 2.低学年でできることを把握しよう ○ 小学校低学年期におけるICTの特性 3.使いどころは精選して (1)「短い文が手書きで打てる」特性を活用した授業 【事例①】グーグルクラスルームのストリームのコメント機能を活用して問いをもたせる (2) 「簡単な絵は描ける」特性を活用した授業 【事例②】フィグジャム等のイラスト機能を活用して場面の内容を捉えさせる ○場面の内容を捉えさせる (3) 「付箋や図形を動かす」ことを使った授業 【事例③】フィグジャム等で絵を動かして構成を捉えさせる ○ 段落の構成を捉えさせる まとめ

    国語の授業において、ICT端末をどんな場面で、どんなふうに活用すればよいのかに迷いがあります。特に低学年などでは、使い方など、本来の目的とは違う別の指導が増えてしまい、ICT端末を結局うまく活用できていません。

    文部科学省は、ICTを文房具として日常的に活用できるような姿を目指しています。
    低学年のICT端末活用は、その土台を気付くために「操作に慣れる」体験をしていくことが必要です。そのために、低学年でできること、できないことの特性を把握し、それに応じた効果的な活用を授業のなかで組んでいきましょう。
    今回は、低学年の活用方法について、私が実践したものからいくつか紹介します。

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