
Q学習計画を子どもと立てるときのポイントは?
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執筆者: 迎有果
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子どもたちを主体的な学び手としていくためには、自分事の学習になっていることが大切です。そのための有効な手立ての一つとして、学習計画を子どもたち自身が立てる、という活動があります。
今回は、迎有果先生(筑波大学附属小学校)に、初読後の感想をもとに学習計画を立てる際のポイントや、その方法を回答いただきました。
目次
初読後の感想をもとに子供と一緒に学習計画をつくりたいのですがうまくいきません。どのように計画を立てていけばよいのか教えていただきたいです。
学習計画を立てるときには、子どもたちが困っていること、子どもたちに学んでほしいことを起点に考えることからスタートにします。
子どもの困りや、学びたいこと(教師のねらい)は、初読後の子どものつぶやきにあらわれます。そこから学ぶことが焦点化され、読みにつながっていくのです。また、学習計画ができたら終わりではなく、柔軟に変更する心構えも必要です。
なお、子どものつぶやきから学習計画を立てる上で、自然と子どもたちがつぶやくことができる学級であることが土台になります。
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