
「自分事」意識を引き出す国語学習サイクルによる授業展開:「問い」の決定 3年「まいごのかぎ」
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執筆者: 小泉 芳男
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単元名:「まいごのかぎ」って、どんな「かぎ」?
教材:「まいごのかぎ」(光村図書・3年)
本教材は、いつもよけいなことをしてしまう、と落ち込みやすい女の子「りいこ」が中心人物です。りいこは、落ちていた鍵を拾うことをきっかけに、不思議な出来事を引き起こしては反省をしますが、つい好奇心が勝り、また不思議な出来事を起こしてしまう様子が描かれます。はたして、それはよけいなことなのでしょうか?
今回は小泉芳男先生(広島県・広島市立袋町小学校)に、子どもたちが学びを自分事として捉え、自立した学びの構えが獲得できていく授業づくりについて、ご提案をいただきました。問いを自分たちで考え、問いたいことを共有、吟味することで、教材と自分との接点が見いだせてゆく内容が取り上げられます。
目次
学びの場には、大きく分けて、以下の4種類の子どもの姿が存在している。
今月の「教師の必読書」をご紹介いただくのは、赤木詞友先生(福岡県・北九州市立鴨生田小学校)です。子どもの学び方自体が問い直されている今、授業観、教師観自体も大きく変わろうとしています。これからの教育についてリードする著者の、バイブルともいえる1冊を紹介いただきました。
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今回は沼田拓弥先生(東京都・八王子市立第三小学校)に、名言カードの作成という表現活動に向けて、岩谷さんにインタビューをするという想定で本文を読み深めることで、おのずと要点をしぼって文をまとめる意識が育まれるという、ユニークな授業づくりのアイデアについてご提案いただきました。
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提案:日常生活で発揮できる学びを 南山大学附属小学校 山本真司
2025年全国国語授業研究大会 2年 紙コップ花火の作り方/おもちゃの作り方をせつめいしよう
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提案:文学的文章を交流しながら俯瞰的に読める単元づくり 宮崎県・都城市立有水小学校 比江嶋 哲
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