
「インターネットは冒険だ」の授業づくり
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執筆者: 中野 裕己
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単元名:要旨をまとめ、自分の考えを伝えよう
教材:「インターネットは冒険だ」(東京書籍・5年)
本教材「インターネットは冒険だ」では、SNS等で情報を得たり共有したりすることは楽しいものの、そこには信憑性の低い情報や人によって受け取り方が異なるといった、危険が潜んでいることも述べられ、それらを踏まえつつ慎重にインターネットを使用することを、冒険と表現しています。
今回は中野裕己先生(新潟大学附属新潟小学校)に、子どもたちが本教材を読んだとき、どのように感じ、考えるのかを想定した教材研究を行い、自分なりの考えで文章の構造を捉えられるようにするための、ファシリテートの方法についてご提案いただきました。
目次
国語科の「読むこと」領域は、あくまで「読み方」を学ぶことが重要となる。教材内容を学ぶわけではない(もちろん「読み方」を学ぶことで、教材内容の理解も深まることが重要ではある)。
しかしながら、本教材「インターネットは冒険だ」は、教材内容自体も学びの対象とする価値がある。教材内容が、インターネットの特徴や接し方であり、情報モラルの指導内容と合致するからである。具体的には、次のような指導内容である。
したがって、このような教材内容の価値を十分に理解しながら、国語科としての指導を進めるべきであると考える。そして、国語科としての読み方を学ぶことで内容理解が深まれば、情報モラルの指導にもつなげやすくなる。
8月号の「5分でわかるシリーズ」は、来栖称子先生(東京都・練馬区立開進第三小学校)に、国語の授業で子どもの思考を促すためには、どのような発問が考えられ、何を意識して行えばよいのかについて、ご提案いただきました。 今回は特に、展開部分で学びを深める焦点化発問に着目し、登場人物の心情や物語の構造に迫れるような、子ども主体の対話的な学びを促す発問例についてご執筆いただきました。
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