
「読後感」から始まる学び
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執筆者: 弥延 浩史
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文学作品の授業で、初発の感想を書かせることがある。しかし、子どもに書かせたのはいいものの、それを生かせているだろうか。これは、私自身の反省点でもあったのだが、次のような問題点があるだろう。
「いかにして子どもと教材を出合わせるか」と考えたとき、初発の感想をもっとシンプルにできないか。そして、全員で共有できるものにしていけないか……。そういう思いから取り組んだのが「読後感を書く」という活動である。
読後感とは、その名の通り「読」んだ「後」の「感」想である。しかし、初発の感想と大きく違うところは、「一言で書く」という点にある。
読後感は次のような条件で書かせるようにしている。
今月の「教師の必読書」をご紹介いただくのは、赤木詞友先生(福岡県・北九州市立鴨生田小学校)です。子どもの学び方自体が問い直されている今、授業観、教師観自体も大きく変わろうとしています。これからの教育についてリードする著者の、バイブルともいえる1冊を紹介いただきました。
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