子どもと創る「国語の授業」
5分でわかる指導技術 子どもの思考が動き出す「発問」のスキル
今月の5分でわかるシリーズは指導技術をテーマに、「発問」について学びます。 授業の中で、何をどのように発問するかは、子どもの思考を促す上で大切なポイントです。 具体例を挙げながら、発問づくりの目のつけどころを紹介するとともに、白坂先生の考える4つの発問構成について解説します。
「多様さ」が生きる国語授業を目指して
「言葉で遊ぼう」「こまを楽しむ」の授業づくりを紹介します。本教材は3年生最初に読む説明文であり、言葉遊びやこま回しなど、子どもたちが興味・関心をもちやすいテーマを扱っています。今回は、髙橋達哉先生(山梨大学教育学部附属小学校)に、子どもたちの興味・関心を生かした言語活動の設定の工夫と、一人一人の「気持ち」「感覚」「思い」の違いに気付き、語り合うことで学びを深める学習課題の設定についてご提案いただきました。
子どもの1年間の学びを「横系統」でデザインする
「帰り道」の授業づくりを紹介します。本教材は6年生で最初に読む物語文であり、内容も子どもたちが自分事として捉えやすいテーマで描かれています。 今回は、藤平剛士先生(相模女子大学小学部)に、子どもが物語の「おもしろさ」や「読みどころ」をみつけ、登場人物に自分を重ね合わせて気持ちを考えるなど、子どもたちが意欲的に取り組む授業づくりについてご提案いただきました。
有料記事
面白い国語の授業をつくろう
子どもは、小学校に入学したときから、日常会話に困らない程度の話し言葉は身に付けているし、絵本を読める子もいます。そんな子どもたちに、国語の授業では週9時間かけて、何を教えていく必要があるのでしょうか? 算数なら、足し算や引き算ができたとか、かけ算九九を覚えたとか、子どもは何かしらの達成感をもちながら授業に取り組みます。新しい発見がある、新しい知識を身に付けた、そういったことを子ども自身が実感できると、「勉強した」という気になるのでしょう。