子どもと創る「国語の授業」
有料記事
Q低学年における ICT端末の効果的な活用とは?
1人1台に整備されたICT端末。授業のなかで効果的に使えているでしょうか。今回は、比江嶋哲先生(宮崎県都城市立有水小学校)に、ICT端末を使うことそのものを目的とするのではなく、学びを深めたり、広げたりするために効果的に取り入れる方法を回答いただきました。
教室での読み聞かせ
ー成功の秘訣
今回は、比江嶋哲先生(宮崎県都城市立有水小学校)に、教室で絵本を読み聞かせをする際に、子どもたちが集中して聞けたり、お話の世界を楽しめたりするためのさまざまなコツをご紹介いただきました。 本の持ち方や、めくり方、読む間合い、ちょっとした工夫で、読み聞かせの時間が、穏やかで心地よいひとときになるのではないでしょうか。 でも何より大切なことは、先生も子どもたちと一緒に、お話の世界に浸って楽しむことです。 ぜひ、ちょっとしたすき間時間や帯単元として、教室に絵本の読み聞かせを取り入れてみてください。
『にじいろのさかな』
ー友達のことを思い、誰にでも優しくしようと思う1冊
海の中のお魚の話といえば「スイミー」がよく知られていますが、今回は、同じ谷川俊太郎さんが訳した「にじいろのさかなシリーズ」の1冊を、比江嶋哲先生(宮崎県都城市立有水小学校)に紹介いただきました。幸せになるために「にじうお」がとった行動、子どもたちはどのように受け止めるのでしょうか。
有料記事
「笑うから楽しい」「時計の時間と心の時間」「主張と事例」の3つの教材を読みとらせる単元デザイン
教材「時計の時間と心の時間」は、「心の時間」はそのときの状況や一人ひとりで感じ方が異なることを、わかりやすい例から実験の事例へと順に挙げて説明し、正確な「時計の時間」と合わせてどのように生活すべきなのか、読者に考えるきっかけを与えてくれます。 今回は比江嶋 哲先生(宮崎県・都城市立有水小学校)に、「〔練習〕笑うから楽しい」「時計の時間と心の時間」「〔情報〕主張と事例」を通して学習することで、「主張と事例の関係をとらえる」力が育めるような授業づくりをご提案をいただきました。
有料記事
「みきのたからもの」
-低学年で「問いを中心に俯瞰した読みをする」体験をさせよう -
本年度より登場した「みきのたからもの」(光村図書・2年)は、中心人物みきと宇宙から来たナニヌネノンとの友情を描き、次々と現れる不思議なことに、子どもたちがワクワクしながら読み進めることのできる物語文教材です。 今回は比江島哲先生(宮崎県・都城市立有水小学校)に、子どもの初読の感想を想定した上で、物語文の展開や叙述、登場人物の気持ちの変化について、俯瞰的な視点をもてるよう問いをつくる授業づくりの工夫を、ご提案いただきました。
「やってみたい」と思わせるしかけをして、考える部分を焦点化しよう
今回は、比江嶋哲先生(宮崎県・都城市立西小学校)による、本単元のねらいである説明の工夫について読みとることができる授業づくりについてご提案です。