「津田梅子 ―未来をきりひらく『人』への思い」 今までの学びの集大成 伝記で考える説明文・物語文。そして自分……
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執筆者: 柘植 遼平
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今回は柘植遼平先生(昭和学院小学校)に、本教材を小学校の国語科の学習の集大成として、説明文と物語文の既習の読み方を統合的に活用する授業づくりをご提案いただきました。伝記と自分との距離を意識しながら文章を読むことで、新たな生活へと歩みだす子どもたちにとって大切な、自己や他者、社会を考える契機となります。
目次
説明文で物語文でもある伝記の学習
教育出版の小学校国語科の教科書では、本教材が読む学習の最後に位置づけられている。
教科書によると「伝記は、ある人物の生き方を紹介する文章です。その人物の行動や発言、関わりのある出来事といった事実を知るとともに、『どのような考えで、どのようなことをしたのか』を読むことが大切です」と述べられ、伝記は人物の紹介文であるとされている。
しかし、実際に伝記を初読した子どもたちは、「説明文だ」「でも、物語文っぽいところもある」と話すことだろう。この子どもたちの捉え方は正しく、今までに学習した両者の内容が伝記には内包されている。
そこで、今まで学んできた読み方を活用して読み進めていき、どんな文章でも既習を活かすことで読むことができることを再確認し、中学校での学びへとつなげて欲しい。
