コンテンツに進む

カートは空です

TOPへ戻る

アカウントをお持ちですか?

ログインすることで、チェックアウトがスピーディーに行えます。

あなたのカート

読み込み中…

キャンセル返金不可

小計

¥0 JPY

税込み価格です
カートを見る
  • 国語探究つくばゼミ
  • 明日から実践!先取り授業
  • 5分でわかるシリーズ
  • つくば授業参観
  • 新教材の授業づくり
  • 教師の必読書
  • お悩み相談室
ログイン
    子どもと創る「国語の授業」web
    • 国語探究つくばゼミ
    • 明日から実践!先取り授業
    • 5分でわかるシリーズ
    • つくば授業参観
    • 新教材の授業づくり
    • 教師の必読書
    • お悩み相談室
    カート
    00個のアイテム
    ログイン

    「銀色の裏地」を自力読みの第一歩に

    ホーム / 「銀色の裏地」を自力読みの第一歩に

    「銀色の裏地」を自力読みの第一歩に

    執筆者: 山本 純平

    |

    2025年1月2日


    単元名:人物の心情や人物どうしの関わりを捉え、印象に残ったことを伝え合おう
    新教材:「銀色の裏地」(光村図書・5年)


    新教材「銀色の裏地」は、新年度初めの高学年にとって身近な事柄がテーマとなっている物語文です。中心人物「理緒」の大まかな心情の変化は捉えやすいものの、細かい描写において、なぜそう思ったのか(行動したのか)明確には表現されていないため、叙述を基に、登場人物に感情移入して想像したくなります。
    今回は山本純平先生(東京都・江東区立数矢小学校)に、「言ったこと」「行ったこと」「思ったこと」「繰り返し出てくる表現」の観点から細かく描写に着目し、本教材の学習後も、自力で物語文を読み進められるような力を育む授業づくりの工夫を、ご提案いただきました。

    目次
    1. 教材の特性 1-1.自力読みの力を育てる第一歩 1-2.教材について 1-3.教師が注目しておくべき描写 2. 単元化へのポイント 2-1. 教師がもっておくべきゴール 2-2. 基本は、子どもの疑問から 2-3. もし、疑問が出なければ 3.単元構想 3-1.単元目標 3-2.単元計画(5時間) 3-3. 授業づくりや指導のポイント  3-4. 授業展開例(第2時) 4.まとめ

    1. 教材の特性

    1-1.自力読みの力を育てる第一歩

    5年生の最後の教材までに、子どもに「読みの視点」をもたせられるようにしたい。
    子どもが、「何に注目すると、物語を読めるようになるか」を理解していれば、ある程度まで、自力で物語を読み深めることができるようになる。自力読みの力を育てる第一歩として、この教材を有効に使いたい。
    今回は「いつ、誰の何が変わった?」という問いを通じて、人物の心情や人物関係に迫っていく。

    1-2.教材について

    今回の物語では、「銀色の裏地」という言葉を通して、現実の悪い出来事に対する認識を変え、乗り越えていくための希望がメッセージとして託されている。悪いことがあっても、ネガティブに捉えるのではなく、その反面にはポジティブな側面(銀色の裏地)があるということ。それを見つければ、どんなことでも「それでよかった」と思えることができるということだ。高学年という大きな環境の変化に、期待や不安を覚える子もいる。友だち関係以外の悩みを抱える子どもにとっても、示唆に富む内容となっており、この時期の子どもたちに共感しやすい内容である。

    この物語は、理緒の視点から語られている。
    登場人物の「言ったこと」「やったこと」「思ったこと」「繰り返し出てくる表現」について読み深めていくと、理緒の心情の変化について捉えやすくなる。またこれらは、自力で物語を読み進めるための観点となる。「なぜ、そんなことを言ったのか」「なぜ、そんなことをしたのか」「どうして、そう思ったのか」と、自分で疑問を出すことで主体的に学びをつくり、解決していけるようになる。

    1-3.教師が注目しておくべき描写

    登場人物が「言ったこと」「行ったこと」「思ったこと」「繰り返し出てくる表現」を中心に考える。「これは叙述を基にすると解決するのか」「どれくらい読みを深めたときに取り扱うべきなのか」、そういったことを考えながら、学級の実態に合わせて読み深めたい。
    以下に挙げる叙述を、すべて取り扱う必要はない。ただ、教師が準備しておくことで、子どもの疑問に迷いなく、余裕をもって応対することができる。

    この記事は有料記事です。
    有料会員になると続きをお読みいただけます。

    有料会員に登録する

    会員の方は下記よりログインしてください。

    ← 戻る

    おすすめ記事

    「紙ひこうき、きみへ」 -作品世界を読み描いて交流しよう-

      有料記事

      「紙ひこうき、きみへ」

      -作品世界を読み描いて交流しよう-

      本教材「紙ひこうき、きみへ」は、しまりすのキリリが経験する、旅を楽しむみけりすミークとの出会いと別れ、変わりゆくことを受け入れたどこか達観した彼の言動について、キリリの気持ちを想像しながら本文を読むことを通して、読者も心揺さぶられる物語となっています。 今回は山本真司先生(南山大学附属小学校)に、作品世界について想像し、自分なりの解釈を形成できるよう、他者との交流を通して、場面ごとの精査・解釈を共有し深める授業づくりをご提案いただきました。

      詳しく読む

      3年 新教材 紙ひこうき、きみへ

      2025年5月8日
      「探究する国語授業」をデザインする  —「5つの条件」と「10の裏側」-

        有料記事

        「探究する国語授業」をデザインする

        —「5つの条件」と「10の裏側」-

        変化の激しい現代の社会、これから子どもたちが生きていく予測困難な時代においては、知識や技能だけでは到底太刀打ちできない。答えのない問題を解決するためには、知識を集め、技能を活用し、学び、想像し、戦略を立て、多面的に物事を見て、批判的に思考し、よりよく判断する、などといった「知性」が必要であろう。 このような知性は、教師が教え込むことができない。言い換えると、授業が教室の中だけで完結してしまっては育たない。教室で学んだ国語の学びを、答えのない問題であふれる実際の地域社会へ出て、誰かのため、社会のために、試行錯誤しながら実際に「使う」。 そんな経験をしてこそ、知性は育まれるのではないかと考える。

        詳しく読む

        国語探究つくばゼミ 筑波大学附属小学校

        2025年5月8日
        Q 子どもが読みたくなる教材との出合わせ方とは?

          有料記事

          Q 教材との効果的な出合わせ方とは?

          たとえ教科書の順番通りに授業を行うとしても、教材ごとに最初の出合い方を一工夫するだけで、子どもたちの「読みたい!」「知りたい!」「なんでだろう?」という教材に向かう姿勢は変わってきます。 今回は、迎有果先生(筑波大学附属小学部)に、主体的な読みにつながるための教材との出会い方を回答いただきました。

          詳しく読む

          お悩み相談室 新コーナー2025 要旨と要約

          2025年5月1日
          「一つの花」 -自分で学びをつくる 問いへの寄り添い方-

            有料記事

            「一つの花」

            -自分で学びをつくる 問いへの寄り添い方-

            今回は斎藤由佳先生(神奈川県・逗子市立沼間小学校)に、内容の読みをそろえるための「つかみの問い」と、自分の「問い」を見直し物語の核に迫る「深める問い」、この2つの「問い」を段階的に考えていくことで、自身で読みを深める学び方を学ぶことができる、授業づくりのアイデアをご提案いただきました。

            詳しく読む

            4年 一つの花 明日から実践!先取り授業

            2025年5月1日
            子どもと創る国語の授業 過去・特集記事

              有料記事

              子どもと創る国語の授業 過去・特集記事

              子どもと創る国語の授業 過去・特集記事 過去の特集記事をpdfで読めるようにしました。こちらの記事のシェア、無断配布などはお控えください。 読む力・書く力をつける帯活動アイデア(第79号) 教科の本質に迫るGIGAスクール時代の国語授業(第78号) 子どもの「問い」から授業をつくる(第77号) 読みの授業の単元デザイン(第76号) 「楽しい」の質を変える授業開きプラン(第75号) 「思考」を深める板書(第74号) 学びに向かう力を育てる(第73号) ノートで資質・能力を育てる(第72号) ポストコロナ時代の国語の授業づくり(第71号) 読みの授業を変える振り返り(第70号) 学習の「めあて」再考-子どもに「なぜ」が生まれる瞬間-(第69号) 国語授業で学級づくり(第68号) 読みの授業で目指す「共有」(第67号) 目的に応じた読書(第66号) 説明文・意見文を書く力を鍛える(第65号) 考えの形成(第64号) あまんきみこ作品の新たな授業(第63号) 詩・短歌・俳句を書く力(第62号) 子どもの思考が働く「学習課題」(第61号) 新学習指導要領でかわる文学の授業(第60号) 自力読みの力を育てる(第59号) 新学習指導要領でかわる説明文の授業(第58号) 一年間の系統指導(第57号) 資質・能力を育む国語の授業(第56号) 「いい授業」の条件(第55号) 「深い学び」を支える学習課題(第54号) 「対話的な学び」をどうつくるか(第53号)...

              詳しく読む

              2025年5月1日
              5分でわかる まちがいから学ぶ!言語感覚を育てる語句・語彙の学習アイデア

                5分でわかる

                まちがいから学ぶ! 言語感覚を育てる語句・語彙の学習アイデア

                4月号の「5分でわかるシリーズ」は、古沢由紀先生(大阪府・大阪市立柏里小学校)に、語と語のつながりやニュアンスの差異に気づける言語感覚を育む、クイズ形式で楽しく行える語句・語彙学習のアイデアをご提案いただきました。

                詳しく読む

                5分で分かるシリーズ 指導技術

                2025年4月24日
                カテゴリー
                • 国語探究つくばゼミ
                • 明日から実践!先取り授業
                • 5分でわかるシリーズ
                • つくば授業参観
                • 新教材の授業づくり
                • 教師の必読書
                • お悩み相談室
                学年で絞り込む
                • 1年
                • 2年
                • 3年
                • 4年
                • 5年
                • 6年
                教材で絞り込む
                • ヒロシマのうた
                • 平和のとりでを築く
                • スイミー
                • つり橋わたれ
                • ごんぎつね
                • じどう車くらべ
                • はたらくじどう車
                • いろいろなふね
                • 固有種が教えてくれること
                • モチモチの木
                • どうぶつ園のじゅうい
                • 帰り道
                • こまを楽しむ
                • 言葉で遊ぼう
                • 白いぼうし
                • さとうとしお
                • 世界にほこる和紙
                • 『鳥獣戯画』を読む
                • たぬきの糸車
                • すがたをかえる大豆
                • プラタナスの木
                • さけが大きくなるまで
                • たんぽぽのちえ
                • きまったぜ
                • ウナギのなぞを追って
                • 大造じいさんとガン
                • 馬のおもちゃの作り方
                • くらしの中の和と洋
                • スーホの白い馬
                • 和の文化を受け継ぐ
                • ありの行列
                • 海の命
                • どうぶつの赤ちゃん
                • おにごっこ
                • お手紙

                運営会社:東洋館出版社

                • 特定商取引法について
                • プライバシーポリシー
                • 利用規約
                • お問い合わせ
                • よくあるお問い合わせ
                • 決済と解約について
                © 2025, 子どもと創る「国語の授業」web
                • 選択結果を選ぶと、ページが全面的に更新されます。