「せっちゃくざいの今と昔」 -興味をもったことを中心に要約しよう-
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執筆者: 流田 賢一
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今回は流田賢一先生(大阪府・大阪市立堀川小学校)に、本年度より登場した新教材「せっちゃくざいの今と昔」(東京書籍・3年)の授業づくりの工夫についてご提案いただきました。
教材分析をとおして、文章全体で伝えたいことを読み取り、それを説明するためにどのような意味段落の構成となっているのか丁寧に整理することで、子どもたちに育てたい「要約する力」の指導ポイントが見えてきます。
目次
東京書籍3年の説明文教材を整理すると、第1教材以外が全て新教材へと改訂されていることがわかります。「せっちゃくざいの今と昔」は3教材目に位置付きます。「自然のかくし絵」で段落の内容を短くまとめる要点を学習し、本教材では文章の内容を短くまとめる要約の学習をします。要約するためには、どのような学習をするとよいのかを中心に考えていくことに適した教材です。
