空所をもとに物語の魅力を見つける ―「大造じいさんとガン」の授業づくり―
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お知らせ:
執筆者: 土居 正博
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今回は、教材「大造じいさんとガン」について、土居正博先生(神奈川県・川崎市立はるひ野小学校) に、「空所」に着目し、叙述を関連づけながら推測する読みを育む授業づくりについてご提案いただきました。
子どもたちは互いの読みの違いに気づき、友達との対話を通して、本文を何度も読み返していきます。そして、書かれていることを根拠に、書かれていないことまで確かに想像する「主体的な読み」を育む授業実践となっています。
目次
高学年では、直接的に書かれていないこと(空所や情景描写など)を、自らが読み取った文脈をもとに推測していく読みが求められる。叙述と叙述とを関連づけながら、「こうだったのではないか」「こういう意味が込められているのではないか」などと思考を深めていく読みである。こうした読みこそ、「主体的な読み」と言えるであろう。それは、叙述を読み流していったり、字面だけを捉えていったりするような読みとは一線を画すのである。
子どもたちが、直接的に書かれていないことを推測する読みを、自ら行うようになるには、授業で実際にそのような読みをして議論してみて、友達の推測に驚いたり、納得したりといった経験が非常に重要となってくる。本単元では、子どもたちにとってそういった経験ができる授業づくりを心がけていきたい。
