Q語り手、視点の効果的な指導とは?
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執筆者: 中野 裕己
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中学年以降の子どもたちにとって、物語の「作者」と「語り手」を切り離して考えることや、語り手の「視点」を捉えるということはもっとも大切な概念の獲得になります。ただし、つまずきやすい学習内容でもあります。
今回は、中野裕己先生(新潟大学附属新潟小学校)に、絵本という具体を活用した指導の手立てを紹介いただきました。
目次
3年生で「語り手」を教え、そのあと学年が上がるごとにスパイラルに、「視点」について触れていきたいと思っています。
「視点を教えやすい教材」があるとは思うのですが、どの作品でも、地の文の行動描写が、“誰の目から”や“どこから”語られているのかということに、子どもが気付くことができるような、授業の工夫を教えてほしいです。
いつも「ここは、〇〇の視点だよ」と教え込んでしまいがちで悩んでいます。
語り手の概念の獲得、また語り手の視点を捉えさせるためには、文字情報を映像に変換することが重要になります。
つまり、文章を読んで、場面の様子や人物の行動を映像としてイメージするのです。
すると、その映像が誰から見たものなのか、何が見えているのかといったことに、自ずと問題意識をもたせることができます。
