子どもと創る「国語の授業」
5分でわかる
子どもの問いをもとにした物語文の読解学習
11月号の「5分でわかるシリーズ」は、大西人詩先生(大阪府・吹田市立南山田小学校)に、子どもが主体的に学習に向かい、国語科の「つけたい力」を獲得するために、どのように問いをつくればよいのかについて、ご提案いただきました。 問いづくりのタイミングやポイント、選び方や解決の仕方など、実際の学習活動で取り入れる際の留意点を押さえられます。
有料記事
学習者主体の授業を創る
-読後感を書く-
国語科の授業づくりについて考える際、授業者として大切にしていることがある。それは、学習者が「読み取ったことをもとに自身の考えを表現できるようになる」ということである。そのためには、子ども一人ひとりが「何のために表現するのか」という学びの目的意識が必要だ。 そして、学習を通して自分にどのようなことばの力が身に付いたのかということをとらえ、他の学びにも転用していけるような「学びの自覚化」が重要になってくる。それらを踏まえ、授業づくりについては次の5つのステップ(サイクル)を意識してつくっている。つまり、図1のような1つのサイクルで授業を創っていくのである。今回は、そのうち、読後感のところに目をむけて述べていくこととする。
5分でわかる
筆者と教材、学習者をつなぐ「説明文の問いづくりの授業」の導入
説明文の学習で子どもが「問いがつくれない」と感じる背景には、筆者や内容との距離があることが挙げられます。 10月号の「5分でわかるシリーズ」は、木𠩤 陽子先生(山口県・長門市立仙崎小学校)に、説明文の授業でも、筆者紹介やクイズなどを通して筆者との接点をつくることで、子どもが主体的に問いを生み出せるようにするアイデアをご提案いただきました。
5分でわかる 話し合いができる子どもを育てる指導アイデア
9月号の「5分でわかるシリーズ」は、佐久目 百合子先生(東京都・練馬区立小竹小学校)に、意欲を引き出す発問や「リレーことば」「問い返し」などの仕掛けを通して、低学年から「聴く」「伝える」スキルを積み重ねる指導アイデアについてご提案いただきました。
5分でわかる 子どもの学びが深まる発問のスキル
-どうする? 文学的な文章での発問-
8月号の「5分でわかるシリーズ」は、来栖称子先生(東京都・練馬区立開進第三小学校)に、国語の授業で子どもの思考を促すためには、どのような発問が考えられ、何を意識して行えばよいのかについて、ご提案いただきました。 今回は特に、展開部分で学びを深める焦点化発問に着目し、登場人物の心情や物語の構造に迫れるような、子ども主体の対話的な学びを促す発問例についてご執筆いただきました。
5分でわかる
子どもの初発感想から創る国語授業
7月号の「5分でわかるシリーズ」は、仲野和義先生(大阪府・富田林市立向陽台小学校)に、「子どもの数だけ問いがある」という考えのもと、子どもたち一人ひとりの初発感想から生まれる問いを起点に、授業を構成するアイデアをご提案いただきました。






