子どもと創る「国語の授業」
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「せんねん まんねん」「名づけられた葉」
―詩に込められた思いを考えよう―
何のために、どのような力を身につけるために詩の授業を行うのか。普段、詩の授業について、あまり考える時間が取れていないことはないでしょうか。しかし、詩の特性を押さえた授業づくりを行うことで、言葉のイメージや感性を豊かにすることができる、貴重な時間となるかもしれません。 今回は学習材「せんねんまんねん」「名づけられた葉」において、中野紗耶香先生(東京都・国分寺市立第三小学校)に、詩の授業で押さえたい点を整理し、題名・リズムなどに注目することで、言葉の推測から作者の思いを自分なりに読み取る力を伸ばす授業づくりについてご提案いただきました。
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「白いぼうし」
-新学年スタート! なぞを解き明かす楽しみをみんなで味わおう-
本教材「白いぼうし」は、タクシー運転手の松井さんが体験する、乗客の女の子が突然消えるという不思議なお話です。「はたして女の子はちょうちょだったのか」などの謎の答えは最後まで描かれておらず、ミステリーのような不思議なお話でありながら、白いぼうしなどの色彩表現、夏みかんの香りなどの描写から、さわやかな読後感が味わえる物語文です。 今回は中野紗耶香先生(東京都・国分寺市立第三小学校)に、叙述をもとに謎をといていく読みの楽しさを感じられる、授業開き間もない4月にぴったりな物語文の授業づくりについて提案をいただきました。